ナショナルコレクション

日本植物園協会のナショナルコレクション認定制度

日本植物園協会では、野生種を中心とした植物保全活動を行なってきましたが、さらに包括的な保全の取り組みとして「野生種、栽培種に関わらず、日本で栽培されている文化財、遺伝資源として貴重な植物を守り後世に伝えていく」ことを目的に、植物学的な分類群、園芸品種、歴史、文化など一定のテーマを持った植物コレクションを「日本植物園協会ナショナルコレクション」として認定する制度を2017年から開始しました。日本植物園協会では、認定されたコレクションの永続的な保全をめざし、情報を集約し公開します。
本制度は、個人や愛好団体など保全基盤の脆弱な植物コレクションであっても申請可能な保全システムです。また、認定とその情報公開により、コレクションの社会的価値が高められ、特性や栽培情報等に関する情報が共有され、存続が危ぶまれる際には他への橋渡しがされ、貴重なコレクションが永続的に保全されることが期待できます。

日本植物園協会ナショナルコレクション一覧23コレクション/3,466種類認定 (2025年現在)

ナショナルコレクションの申請方法等については、旧ナショナルコレクションWEBページをご覧ください。