ナショナルコレクション

認定番号008

能登地域に残る江戸キリシマ系ツツジ古木群

Old Edo-kirishima azalea specimens in the Noto District of Ishikawa Prefecture
認定日: 2021年4月21日
認定期間: 2021年4月21日〜 2026年4月20日

コレクション概要

1600年代後半に流行したツツジの代表である江戸キリシマ系ツツジは、深紅の花が多数咲く最も評価の高いツツジであったが、現在まで残る古木と古品種は共に数少ない。本コレクションは、NPOのとキリシマツツジの郷等の調査によって、明らかになった石川県能登地域に残る推定樹齢100年以上の江戸キリシマ系ツツジ7品種および「けら性」3系統などからなる550個体である。一地域としては日本最大の江戸キリシマ系ツツジの個体数、品種数であり、NPOのとキリシマツツジの郷により、保全、普及、調査活動が活発に行われている。

コレクションの種数・品種数

樹齢100年以上の個体、7品種(本霧島 278個体、蓑霧島 19個体、二順霧島 40個体、八重霧島 62個体、紫霧島 26個体、紅霧島3個体、四季咲霧島 5個体)および品種名不明の「けら性」3系統(一重 26個体、蓑咲き(不完全二重) 7個体、二重 77個体)、未同定 7個体の550個体

コレクションの所在地・問い合わせ先など

コレクションホルダー 特定非営利活動法人(NPO)のとキリシマツツジの郷
所在地 石川県鳳珠郡能登町柳田梅76 「のとキリシマツツジ交流館」
問合せ先
電話: 0768-76-2277
公開の状況 ・のとキリシマツツジオープンガーデン
4月下旬から5月中旬に、奥能登の4市町(輪島市、珠洲市、能登町、穴水町)の70ヶ所以上で、選りすぐりの名木を観賞することができる。
「NPOのとキリシマツツジの郷」ホームページ
能登地域での江戸キリシマ系ツツジの古木群(のとキリシマツツジ)の概要、古木を紹介している(深紅の戸籍簿)。
・毎年3月中下旬に、金沢市「しいのき迎賓館」で盆栽展示とシンポジウムを開催している。
・5月3日~5月5日に、のと里山空港で開催される「のとキリシマツツジフェスティバル」に鉢植えや盆栽を展示している。
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