ナショナルコレクション

認定番号009

中部のツバキ品種コレクション

Collection of Camellia cultivars raised in Chubu district
認定日: 2021年5月7日
認定期間: 2021年5月7日〜 2026年5月6日

コレクション概要

「中部のツバキ」は、尾張を中心に三河、伊勢、美濃など中部地方において、江戸時代から続く茶道・華道の繁栄から収集、作出されたツバキの総称で、独自の伝統と風土に合致した郷土のツバキとして成立した。京ツバキと江戸ツバキ、肥後ツバキ、伊勢ツバキ、ユキツバキなどの要素を含む日本のツバキの集大成と言え、早咲き品種の積極的な作出によって、花の少ない晩秋から初冬にかけて開花し、長期間観賞できることが特徴である。
本コレクションは、これまで記録された中部のツバキ70品種のうち52品種であり、胸高直径が100㎜を超す古木約100株が含まれる。1981年から約40年間、継続して管理され、一般に公開されている貴重なコレクションである。

コレクションの種数・品種数

栽培品種:52品種

コレクションの所在地・問い合わせ先など

コレクションホルダー 公益財団法人 名古屋市みどりの協会 鶴舞公園事務所
所在地 名古屋市昭和区鶴舞一丁目1-168
問合せ先
電話: 052-733-8340
Eメール: ryokka-center@nga.or.jp
公開の状況 ほとんどの品種については、東山植物園「椿園 中京椿コーナー」において、品種ごとに展示用樹名板を設置して通年公開している。
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