ナショナルコレクション

認定番号014

江戸椿を中心とする国営武蔵丘陵森林公園のツバキコレクション

Collection of Edo Tsubaki and other valuable Camellia cultivars of Musashi-Kyuryo National Government Park
認定日: 2022年3月28日
認定期間: 2022年3月28日〜 2027年3月27日

コレクション概要

国営武蔵丘陵森林公園は、全国初の国営公園として 1974 年に開園した。1976 年には公園内に都市緑化植物園の建設に着手し、様々なツバキの品種を導入した。さらに 1993 年からは新しく椿園を造成しツバキの植栽を行い、1995 年に完成した。本コレクションは、江戸時代に全国から集められたツバキをもととして、主に染井村(現東京都豊島区)で作られた豪華な重弁の花や洗練された美しさを持つ多彩な江戸椿 128 品種およびその他の貴重な 18 品種の合計 146 品種である。他所ではあまり見られない品種を含み、その保有数は関東有数である。開花期にはガイドツアーやツバキをテーマとした企画展示を行っており、好評を博している。

コレクションの種数・品種数

・品種数:146品種(江戸椿以外も含む)、個体数:各品種につき、およそ1~数本
・品種名は「日本ツバキ・サザンカ名鑑」(誠文堂新光社・日本ツバキ協会編、1998年)に拠る。

コレクションの所在地・問い合わせ先など

コレクションホルダー 国営武蔵丘陵森林公園都市緑化植物園(森林公園里山パークス共同体)
所在地 埼玉県比企郡滑川町山田1920
国営武蔵丘陵森林公園内 椿園および第二苗圃
問合せ先
電話: 0493-57-2111
FAX: 0493-56-4913
公開の状況 ・第二苗圃の公開は、例年11月中旬~4月中旬としている。
・椿園は、年間をとおして公開している。
特に、3月から4月中旬にかけて主な品種が多く開花するため、多くのツバキ愛好家に楽しんでいただいている。
例年3月~4月に椿の開花にあわせて、ツバキをテーマとした企画展を開催している。企画展の内容は、当公園にて保有しているツバキの写真パネル紹介、江戸椿のパネル説明や一輪挿し等の切り花、変わり葉の展示やドライフラワーの展示、ガイド等を実施している。
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