ナショナルコレクション

認定番号015
小田急山のホテル 庭園のシャクナゲ
Rhododendron collection in the garden Hôtel de Yama
認定日:
2023年3月17日
認定期間:
2023年3月17日〜
2028年3月16日
コレクション概要
山のホテルの庭園は、三菱財閥4代目総帥岩﨑小彌太男爵の別邸が 1911年(明治44 年)に建築された際に整備された庭園に由来する。日本に最初に導入された西洋シャクナゲ‘ゴーマー・ウォータラー’の元株をはじめとして、江戸時代末期から明治時代に海外で作出された貴重な9品種や、環境省の絶滅危惧種に選定されている野生種キョウマルシャクナゲやホソバシャクナゲなど、合計42種類約300 株が保存されている。樹高5m以上の大株も含まれる明治から大正時代に成立した日本で最初のシャクナゲ園であり、種類および庭園的価値も高く、次世代に残すべき価値がある。

コレクションの種数・品種数
・種数:12種 栽培品種:30品種 個体数:種、品種により1~51本
・品種名はThe International Rhododendron Register and Checklist Second Edition (2004,Royal Horticultural Society)に拠る。
コレクションの所在地・問い合わせ先など
コレクションホルダー | 小田急電鉄株式会社 |
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所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80 小田急 山のホテル 庭園 |
問合せ先 |
電話:
0460-83-6321
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公開の状況 | ・毎年5月開花時には、ホテル宿泊者だけでなく、「つつじ・しゃくなげフェア」として一般に庭園を開放している。これは、昭和40年頃から行われている。近年は、開花時にツツジ・シャクナゲの歴史や庭園のシャクナゲについてなど、倉重祐二氏による講演会も開催している。 ・ブログは2014年から、インスタグラムは2018年から開始し、年間を通して庭園の手入れなどの情報を週2回くらいの頻度で配信している。 |