ナショナルコレクション

認定番号020

水戸のウメコレクション

Collection of Japanese plum (Prunus mume) cultivars in Mito
認定日: 2024年3月1日
認定期間: 2024年3月1日〜 2029年2月28日

コレクション概要

水戸は、御三家の1つ水戸徳川家所縁の地であり、水戸 藩九代藩主徳川斉昭によってウメゆかりの地となった。本 コレクションは、水戸にちなんだ伝統ある品種、文化や歴 史的な由来のある品種、花や枝などの形質に特徴がある品 種等からなる 130 品種である。江戸時代の文化や歴史、文 献や梅図譜で紹介された古典的な品種を多く保有、保存、 公開しており、江戸時代のウメを知り、保全する上で重要 なコレクションである。

コレクションの種数・品種数

・水戸市植物公園 74品種、148本、偕楽園 101品種、892本
 水戸市植物公園と偕楽園で重複している品種が45品種あるので、合計130品種

コレクションの所在地・問い合わせ先など

コレクションホルダー 水戸市植物公園・茨城県土木部都市局都市整備課(偕楽園)
所在地 ・茨城県水戸市小吹町504 水戸市植物公園内
・茨城県水戸市常磐町1-3-3 偕楽園
問合せ先
・水戸市植物公園 茨城県水戸市小吹町504 
電話:029-243-9311、メール:mito.botanical@mito-botanical-park.com
・茨城県土木部都市局都市整備課(偕楽園)茨城県水戸市常磐町1-3-3
電話:029-301-4660 メール:toshisei@pref.ibaraki.lg.jp
公開の状況 ・水戸市植物公園では「水戸の六名木」や徳川にちなんだ名称の栽培品種を来園者が見やすい場所に植え、コレクションの充実に力を入れ始めた。1月下旬から3月上旬の開花時期には梅園の公開を行なっている。
・偕楽園は、年間40万人、観梅期にはその約半数の23万人が来場(R4年度)する公園であり、公式ホームページでウメの開花情報や品種図鑑を掲載するなど広報活動に努めている。また、剪定見学会の実施やウメの実を直売するなど、年間を通して来場者に好評を得ている。
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