ナショナルコレクション

認定番号023

江戸時代に作出されたクルメツツジ

Kurume azaleas (Rhododendron × obtusum) bred in Edo period
認定日: 2025年3月6日
認定期間: 2025年3月6日〜 2030年3月5日

コレクション概要

クルメツツジは、福岡県久留米地方で江戸時代天保年間に久留米藩士によって品種改良が始まった。これまで900超の品種名の記録が残るが、現存は約350品種と推定する。本コレクションは、これらのうち江戸時代に作出された68品種中64品種から構成される。園内にコレクションの植栽区を設け、4月の一般開放や小学校の総合学習で保全する意義を解説している。

コレクションの種数・品種数

・江戸時代に作出されたクルメツツジ、64品種 304株

コレクションの所在地・問い合わせ先など

コレクションホルダー 一般財団法人久留米市みどりの里づくり推進機構 久留米市世界つつじセンター
所在地 福岡県久留米市山本町耳納1875-1
問合せ先
電話: 0942-47-4580
Eメール: tsutsujicenter@gmail.com
公開の状況 ・毎年4月の開花時期に一般開放し、およそ20日間の期間中約7000人の来場者がある。2021年に「保存・学習ゾーン」を設定し、その中にコレクションを植栽した区画がある。今後も一般開放を継続して開催し、クルメツツジを知る機会を提供すると共に、本コレクションの意義を解説していく。
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