植物情報システムの概要

日本植物園協会植物情報システムとは

日本植物園協会が管理する、植物個体管理データベース、植物特性データベース等を総称して「日本植物園協会植物情報システム」と呼んでいます。
データベースは、現在、植物園協会加盟植物園のみ利用可能です。また、アカウントの種類により、利用範囲・閲覧範囲は異なります。

植物情報システムの管理運営

植物情報システム(データベース)に関する事業は、当協会に設置した植物情報システム委員会が担当し、「日本植物園協会植物情報システム運用規約」に基づいて管理運営を行います。

植物個体管理データベース

植物個体管理データベース(略称:個体データベース)は、日本植物園協会の加盟園および関連施設で保有されている植物コレクションの個体情報(保存機関、由来履歴、遺伝情報など)を管理するため、環境省と日本植物園協会が連携して開発したWebデータベースです。このデータベースは、絶滅危惧種の生息域外保全に活用することが大きな目的ですが、絶滅危惧種に限らず、栽培植物などすべての植物を登録することが可能です。園内で保管している種子や胞子の情報も登録できます。植物園協会加盟園に所属する方はどなたでもアカウントを申請して、無料で利用できます。

植物特性データベース

生物は種ごとに異なった性質を持つため、ひとつひとつの種の生態や生理に関わる特性を知り、その知見を集積することが重要です。ところが植物は対象種が非常に多く、調査・研究が進んでいない種も多くあり、それぞれの種の特性情報を集約し、広く技術と知見を共有し次世代に継承する仕組みが必要です。
日ごろの栽培管理の中で気づいたことや調査や観察の記録をWeb上の「メモ帳」に記録していけば、ひとつひとつの種の特性が明らかになっていくはずです。この「メモ帳」として、この植物特性データベース(略称:特性データベース)は開発されました。小さな気づきの記録を積み重ね、日本の生物多様性を守る大きな力となることを目指しています。